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高金利通貨の落とし穴

高金利通貨と呼ばれるマイナー通貨の人気はとても高く、
中には年間で10数%の金利の通貨もあって、
私も実際にポジションを持っています。

では、高金利通貨には金利が高いというメリット以外に
何もないのか?・・・となるとそうでもありません。


まず第一に流動性の問題です。

こういった高金利通貨は流通量が少ないマイナー通貨が
多いのが一般的です。

そういった通貨は平たく言えば、
金利が高くないと誰も通貨を買ってくれない・・・と言う事です。

株の新興市場と同様で値動きも激しく、
場合によっては為替のメリットである「いつでも売り買いできる」が
なくなる危険性すら持っています。

為替も需給で決まりますから、
誰も買わない状況になると通貨価値は一方的に下がり、
ポジションを決済したくてもできない・・・って事もありえます。


次にロスカットリスクです。

そういった流動性の低い通貨のレートの値動きには、
1日で大きな変動を迎える事もある為にロスカットを広く持てないと
証拠金の維持率や自身で設定したロスカットに掛かりやすい訳です。


最後にインフレリスクです。

当然ですが、インフレと金利は大きく関わりを持っています。
その国の政策金利というのはインフレ率に連動していて

政策金利=インフレ率=通貨の価値の予想下落率
と考えて良い訳です。

国内のインフレによる通貨価値と取引ペアの通貨との関係で
為替レートは決まってきますから、
純粋にインフレ率=為替レートの下落率ではありません。

実際、年間で為替レートが数%上昇して為替差益を得た上で、
さらに金利が10%以上付く事は十分あります。

ただリスク要因としてインフレを無視できない事を
知っておけば良いと思います。